6月9日(土)長崎県勤労福祉会館において男女平等月間学習会を開催、講師に連合総合男女・雇用平等局 畠山局長をお迎えし、「男女平等参画社会実現に向けた取り組み」についてご講演いただきました。
各国の社会進出における男女格差を示す「ジェンダーギャップ指数」で日本は144か国中111位と女性社会進出が低い水準にあります。女性活躍の壁ひとつとして、「マミートラック現象」という出産後の女性のキャリア意識の変化が挙げられ、この壁を超える為には男性の家事・育児の参加も重要になってきます。仕事と子育ての両立を希望する男性が約7割を占める一方でマタハラ・パタハラといった問題もあり、育児休業を取得できる環境が整っていないことを、実態調査の数値も示しながら、詳しく説明いただきました。
議会や政策に一定の変化をもたらす為に必要な女性議員の割合は3割程度であり、連合男女平等参画推進計画においても2020年までに役員会議の女性参画率を30%以上とする計画目標があることをご説明くださいました。
会の最後に、「STOP!ジェンダーに基づいた暴力キャンペーン」としてプラカードを掲げ、アピールしました。共にハラスメントのない職場をめざしていきましょう!!