6月3日(土)長崎県勤労福祉会館で開催し、約90人の方に参加いただきました。今年は、最近ニュース等でも見聞きすることが多くなりましたLGBTについて学ぶということで、Take it!虹 代表の儀間由里香さんに「LGBTってなんだろう?」と題し、講演いただきました。ご自身も性的マイノリティーとして悩まれた経験をふまえ、LGBTの様々な苦悩と現状を分かりやすく説明いただきました。①当事者の数は人口の7.6%、長崎県人口で換算すると約10万人いる計算となり、身近な事であるが、誰にも相談できず、自分を出せずにいる人がいること。②「男は男らしく女は女らしく」が当たり前の社会の中で、自分自身をも受け入れられず、社会生活に支障をきたし、自殺に追い込まれる当事者もいること。③様々な問題を解決するには、性別は、あてはめるものではなく当事者自身が決めることであることを知り、多様性を知ること。
儀間さんの話を聞きながら、「自分が当たり前と思っていることは、本当に当たり前なのか?」「自分が知らないところで性的少数者の人を傷つけたりしていなかったか?」など、自分自身の言動が見つめ直す機会になりました。まずは、「理解すること」「差別的な言葉を使わない」など今日から実践し、「多様性を認め合える誰もが働きやすい職場」をめざしていきます。
最後に、連合から「LGBTに関する職場の意識調査」の結果報告があり、職場でどう受け止められているか 課題など発表がありました。連合本部が実施した調査に関しては、詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.jtuc-rengo.or.jp/info/chousa/data/20160825.pdf
https://www.jtuc-rengo.or.jp/info/chousa/data/20160825.pdf