連合長崎は、2015年10月22日(木)の14時からANAクラウンプラザ長崎グラバーヒルにおいて第25回定期大会を開催しました。
大会は、上田副会長の開会あいさつにはじまり、議長団にJP労組・松本代議員、電機連合・本川代議員、交通労連・下嶽代議員を選出して議事が進められました。
冒頭、森会長があいさつを行い、その後、連合本部 安永副事務局長、里見長崎県副知事、大塚長崎労働局長、田上長崎市長、宮島民主党県連代表代行、吉村社民党県連合代表より激励のあいさつを受けました。
(挨拶をする森会長)
その後、「第14回フォトコンテスト」最優秀賞の内田貴浩さん(佐世保重工労組)の表彰を行い、2014年10月1日から今回の定期大会までの組織拡大実績に基づき、交通労連、UAゼンセン、基幹労連へ「組織拡大に関わる交付金」を授与しました。
引き続き、一般経過報告・2015春季生活闘争総括、2015年度連合長崎選挙総括、2015年度会計報告・会計監査報告をし、満場の拍手をもって全会一致で承認されました。
議案については、第1号議案「2016年度運動方針(案)」、第2号議案「2016年度予算(案)」、第3号議案「第24回参議院議員選挙対策(案)」、第4号議案「2016・2017年度連合長崎役員選出(案)」の提案を行い、それぞれが承認されました。
引き続き、「ディーセントワーク世界行動デー」の取り組みの一つとして、ディーセントワークのチラシを掲げ、アピールが行われました。「大会宣言(案)」の採択、新任の本多副会長の閉会あいさつ後、森会長のガンバロー三唱で締めくくりました。連合長崎は、「ストップ・ザ・格差社会!すべての働く者を連合の輪へ「安心社会」を切り拓こう!」とういうスローガンのもとに、各構成組織と連携しながら、2016年度の取り組みを進めていきます。
(※ディーセントワークとは?)
ディーセントワークという言葉は、1999年第87回ILO総会での報告の中で初めて用いられたもので、今でもILOの活動の主目標に位置付けられています。ILOはディーセントワークの定義を、「権利が保障され、十分な収入を生み出し、適切な社会的保護が与えられる生産的な仕事で、全ての人が収入を得るのに十分な仕事があること」としています。日本語の定訳としては「働きがいのある人間らしい仕事」とされています。私たちが日ごろの取組の基盤としている労働者の権利の保障、十分な収入、適切な社会保護、雇用の創出、そういったものを大切にした仕事が「ディーセントワーク」なのです。