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連合長崎第42回地方委員会を開催!2017春季生活闘争・「底上げ・底支え」「格差是正」でクラシノソコアゲを実現しよう!長時間労働撲滅でハッピーライフの実現を!

 

連合長崎は、2017年2月13日(月)14:00から長崎県勤労福祉会館において第42回地方委員会を開催しました。冒頭、森光一会長は「安倍総理がいうトリクルダウンでは底上げ・底支えに限界が見えてきている。連合はボトムアップ型の春闘が必要としている。月例賃金にこだわりすべての働く人の底上げ・底支え・格差是正に繋げ、世論を巻き込んだ社会的理解とうねりを形成していこう。今年は9つの自治体選挙と5つの首長選挙が予定されている。働く者の声を議会に届け、地方からも声を上げ政治を変えていこう」と訴えました。また、民進党県連の宮島大典代表代行、社民党県連合の泉原正行幹事長から来賓あいさつがありました。

その後、第41回地方委員会以降に行われた選挙で見事当選を果たした波佐見町議の横山聖代さんと五島市議の草野久幸さんにご挨拶をいただき、今後予定されている選挙の予定候補者3名(諫早市議選予定候補:松永隆志さん、田中哲三郎さん、西海市議選予定候補:清水正明さん)から決意表明をいただきました。

組織拡大に関わる交付金の贈呈を行ったあと、一般活動経過報告・2017年度中間選挙総括が満場一致で承認され、第1号議案「2017春季生活闘争方針」から第4号議案までの各議案が承認されました。スローガン及び地方委員会アピールを確認しました。

最後に、森会長から「2017春季生活闘争と諫早市西海市の選挙勝利と組織拡大の一層の推進」をめざして、ガンバロー三唱を行い、連合長崎第42回地方委員会を閉会しました。

【承認された議案】

〇第1号議案 「連合長崎2017春季生活闘争方針」

2017春季生活闘争は、「総合生活改善闘争」の位置づけのもと、国民生活の維持・向上をはかるため、労働組合が社会・経済の構造的な問題解決をはかる「けん引役」を果たす闘争であります。賃金の社会的水準確保を重視した取り組みを継続するとともに、とりわけ中小企業労働者や非正規労働者の月例賃金・時給の改善のために、「大手追従・準拠からの構造の転換」と「サプライチェーン全体で生み出した付加価値の適正配分」の運動を前進させる取り組みを進めます。具体的には、全国で展開する「クラシノソコアゲ応援団!RENGOキャンペーン」第2弾の取り組みと連動し、行動を展開していきます。①雇用の安定確保、②「賃金カーブ維持分」の確保とベースアップによる賃金改善、③非正規労働者の処遇改善をはじめとする様々な課題への対応、④中小・地場組合の賃金改善、⑤非正規労働者の労働条件改善、⑥男女平等の実現、などの最重要課題を改善するため、2017春季生活闘争へ積極的に取り組むという方針等が承認されました。

 

〇第2号議案 「2017年度連合長崎組織拡大方針」

連合長崎としても、組織強化・拡大を最重点課題と位置づけ、連合方針である「1000万連合」実現に向けた取り組みを行っている。「年間1,500名」の組織拡大を実現するとともに、2020年の目標を「現在の組織人員プラス10,000名」に設定しているが、容易に達成できる数字ではない。連合長崎組織拡大推進会議において具体的取り組みを確認・提起する中で、連合長崎における全ての活動を「組織拡大」に繋げることを強く意識し、常に「顔の見える」活動を展開し、全力で取り組みを進めていくことを確認しました。

〇第3号議案 「2017年度連合長崎政治活動について」

第49回衆議院議員選挙については、「民進党が候補者を決定した時点で、連合長崎政治委員会を開催し、推薦の方向性等について議論・確認する」という方針を確認しました。中間自治体選挙については、「連合長崎の政治方針に基づき、構成組織、地協・ブロックと連携し、積極的に取り組む」ことを確認しました。

 〇第4号議案 「連合長崎 役員交代」

女性委員会から選出いただいている執行委員について、交代の確認をしました。