ホテル日航東京で、2013年4月17日(水)13:00~17:30、 4月18日(木) 9:00~12:10の日程で「連合第19回 政策・制度中央討論集会」が開催されました。
集会には全国各地から600人の仲間が集まり討論が行われました。
集会の内容については以下の通りです。
<一日目> (1)主催者代表あいさつ 古賀会長
*政権交代後は労働者の立場を守るということで、連合運動は一層重要となっている。
*討論集会では政策の中身についての議論と実現のための取り組み方についての議論もお願いしたい。
*今夏の参議院選挙は「働く者・生活者 の声を国会に!」連合の真価が問われる重要な選挙と位置づけし、連合推薦9人全員の当選を勝ち取ろう。
(2)政策委員長あいさつ・問題提起 加藤製作委員会委員長
(3)分科会討論
第1:経済政策、税制改革、産業政策、資源・エネルギー政策、ICT(情報通信)政策、行政・司法政策(行政)
第2:雇用・労働政策、人権・平等政策、行政・司法改革(司法)、国際政策
座 長:神津里季生 副会長 副座長:眞中 行雄 副会長 主担当局:雇用法制対策局
*東北3県では、仕事はあるが仕事を求めるものが帰ってきていない。
*政府は規制緩和して民間人材ビジネスの導入を検討している。
*労働契約法が改正されたが、経営者側は個人契約書に「5年を上限とする。」等の文言を挿入している。
また、すでに5年を経過している労働者の雇い止めを開始している。経営者側は、5年先を見据えて行動を開始しているが、連合はこのことに対してどのような取組みを行うのか明示していない。→ 検討し早急に行える取組みを検討する。
第3:社会保障制度基盤に関する政策、医療政策、介護・高齢者福祉政策、障がい者政策、子ども子育て支援政策、年金政策、被爆者援護政策
第4:国土・住宅政策、交通・運輸政策、環境政策、食料・農林水産政策、消費者政策、教育政策、政治改革
*横断的な項目 第1:地方分権・地域活性化に関わる政策
第2:男女平等政策、中小企業政策、非正規雇用に関わる政策 <2日目>
(1)基調講演① 日本総研チーフエコノミスト 山田 久氏 「アベノミクスの評価と課題 ~経済再生・デフレ脱却につなげるには何が必要か~」
(2)基調講演② 慶応義塾大学経済学部教授 駒村 康平氏 「社会保障改革の課題と動向」
(3)分科会報告
(4)全体討論
(5)集会アピール採択、閉会