連合長崎は、県内で大規模災害が発生した際に迅速に体制を確立することを目的に、本年9月に「連合長崎緊急災害支援ボランティアネットワーク運営要綱」を策定しました。
この運営要綱に基づき、災害発生時に必要な知識の習得と、社会福祉協議会などの関係団体との連携強化をめざし、長崎県社会福祉協議会が10月18日(金)に開催した「防災・支縁力研修会」(支縁力=縁で支える)に連合長崎から1名が参加しました。(市町社会福祉協議会職員を中心に、行政職員、市民防災リーダーなどが参加)
研修会では、減災・福祉パートナーズ代表の蓮本浩介さんを講師に、災害・防災についての講演をいただいた後、防災ゲーム(クロスロード、HUG)を通じ、災害が発生した時にどう対応するかを疑似体験しながら学びました。
続いて、波佐見町社会福祉協議会の中西千春さんより、事例報告として「波佐見町災害避難所体験型研修会」について発表いただきました。
また、出席した連合長崎芳川副事務局長より「連合の災害ボランティアの取り組み」について報告を行い、連合長崎と社会福祉協議会が地域単位で連携強化できるよう共に取り組みをお願いしたいと呼びかけました。
【実践した防災ゲームの紹介】
①クロスロード
「クロスロード(=重大な分かれ道)」とは、阪神・淡路大震災の
(PDF)災害カードゲーム「クロスロード」 ※出典:総務省消防庁「チャレンジ!防災48」
②HUG(Hinanjyo Unnei Game)
HUGは、平成19年に静岡県が開発した避難所運営を主体的に考えるための防災ゲームです。避難者の年齢や性別、国籍、それぞれが抱える事情が書かれたカードを参加者(プレイヤー)に配り、避難所 施設に見立てた平面図にどれだけ適切に避難者を配置できるか、また避難所で起こるいろいろトラブルなどにどう対応していくかを考えながら模擬体験できます。