長崎県立総合体育館・メインアリーナにおいて、「連合2014平和ナガサキ集会」を連合主催、原水禁・KAKKIN共催、また後援として17団体に賛同いただき開催しました。台風の影響が心配される中での開催となりましたが、全国より3170名にご参加いただきました。
【第1部「2015NPT再検討会議に向けて」】
連合長崎 森光一会長(写真左)の開会あいさつの後、連合 神津里季生事務局長(写真右)より主催者代表挨拶として「2015年4月にニューヨークで開催されるNPT再検討会議まで、連合の構成組織・地方連合会、全組織をあげて、国内外の世論喚起に取り組み、必ず1000万署名を成し遂げ、日本政府はもとより、会期中には国連事務総長に署名を提出し、核兵器廃絶に向けた会議での議論を強力に後押ししていく。」と述べました。
引き続き、来賓として、長崎県中村法道知事(写真上段左)、長崎市田上富久市長(写真上段右)、国際労働組合総連合(ITUC)ヤープ・ヴィーネン書記長代行(写真下段)からそれぞれご挨拶をいただきました。
基調講演として講師に長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)の広瀬訓 副センター長を招き、「2015NPT再検討会議第3回準備委員会報告と再検討会議への展望」と題し、今年4月28日~5月9日に国連本部で開かれたNPT再検討会議第3回準備委員会の経過と、最近の国際情勢を踏まえた「2015NPT再検討会議」へ向けた展望について講演いただきました。
【第2部「次世代への継承」】
長崎平和推進協会継承部会の原田美智子さんより、爆心地から4kmの所で6歳の時に被爆した体験をお話いただきました。
平和広島代表団(代表:連合広島石井一清会長)よりピースメッセージとして、今後の取り組みに向けた決意が示されました。
「若者からのメッセージ」として、高校生平和大使(写真左)、ナガサキ・ユース代表団(西田千紗さん・写真右)より、それぞれの立場で報告・決意を述べていただきました。
組合員とその家族による構成詩(歌と朗読で物語を構成)に続き、女性委員会白倉あけみ委員長が「ナガサキからの平和アピール」を読み上げ、満場一致で確認されました。
次の平和行動の地である根室へ平和の思いを託し、連合長崎森光一会長(左)から連合北海道 岡島光行副事務局長(右)へピースフラッグリレーを行いました。
連合長崎青年委員会・女性委員会メンバーによる「ピースガイド」の案内で、爆心地公園・平和公園の8箇所のモニュメント・碑巡りを行いました。あわせて、「核兵器廃絶1000万署名」街頭行動を行い、原爆落下中心地公園を訪れた人に署名を呼びかけました。
※台風接近に伴い中止となりました。