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連合長崎2015春季生活闘争討論交流集会を開催!賃上げで景気の底支えを!「休み方」「働き方」改革で長時間労働撲滅!~併せて統一地方選挙へ向けた「政治学習会」を開催~

   2月14日(土)、矢太樓において、約100人の仲間が集まり「2015春季生活闘争討論交流集会」を開催しました。冒頭、森会長は、「2015春季生活闘争」、「第18回統一地方選挙への対応」の2点について主催者を代表してあいさつを行いました。

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 まず「2015春季生活闘争」については、「これからいよいよ労使協議が繰り広げられることになるが、一部の大手産別を除いて、経営側は業績反映部分を一時金に転嫁しようとしている。私たちは月例賃金の底上げ、実質賃金の底上げを求め、徹底して今回の春闘を闘わなければならない。特に1997年以降、地場中小の賃金は下降を続けており、格差拡大に歯止めをかけるためにも、今春闘は何としても勝利しなければならない」と述べ、「そしてもう一つ、今年の春闘で連合が掲げているのが『長時間労働の撲滅』に向けた『時短』ということへの取り組み。過去10年ほどの間に過労により自殺した人は10倍に増えてきている。近年では若者や女性にも広がってきている。また、過労死は、欧米の各国には無く日本独特の異常な状態だと言われている。私たちは、労働者が働きがいがあり、健康でなおかつ安心に生活ができる環境の構築へ向けても全力を尽くさなければならない。これから要求書を提出する労働組合においては、『ワーク・ライフ・バランス』の要求を一項目に付け加えていただきたい」と話をされました。

 また、「第18回統一地方選挙への対応」については、「各組織においては早急に組合の決定はもちろんのこと、その組合員へのご家族を含めて、自分があるいは自分の家族が、そして自分の組織が誰を応援するのかということを明確に伝えていただきたい。私たち労働者の声を行政に反映するためには、我々の思いを組んで行政の活動に活かしてくれる、そういう候補者を一人でも多く議会に送らなければならない。全員投票に向けて連合の総力を結集していかなければならない」と早急な支援体制の強化を要請しました。

 森会長のあいさつの後、連合長崎の佐竹副事務局長が2月6日に開催された連合長崎第39回地方委員会で決定された「連合長崎2015春季生活闘争の取り組み」についての説明を行い、その後、連合本部の非正規労働センターの村上陽子総合局長から「非正規労働者に対する連合の取り組み」についてご講演いただきました。

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 続いて、直近に迫ってきた統一地方選挙へ向けて、富士社会教育センターの教育コーディネーターである大江一郎さんをお招きし、「公職選挙法の正確な知識」についての「政治学習会」開催し、公職選挙法についての認識・理解を深めました。

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 そして、最後に連合長崎中小闘争本部の副本部長である鴨川副事務局長がガンバロー三唱を行い、「2015春季生活闘争」、「第18回統一地方選挙」の勝利へ向け、参加者全員で一統一をはかり、連合長崎「2015春闘討論集会」を閉会しました。

 「2015春季生活闘争」「第18回統一地方選挙」に勝利し、安心社会と格差是正の実現に向け、連合長崎、構成組織、組合員、一丸となり全力をあげて取り組みを進めましょう。